半月板損傷とは

半月板とは膝関節の内側・外側にそれぞれ存在し、体重の負荷を分散して膝関節を保護する役割や関節の動きをサポートする働きがあります。半月板は中心に向かって血液供給に乏しくなり、損傷部位・範囲によっては手術療法になる可能性があります。
原因
スポーツによる外傷
サッカーやバスケなどの激しい動きをするスポーツで多く見られます。大腿骨と脛骨が急激に内側や外側にねじれることで、半月板が剥がれたり裂けたりすることがあります。また、前十字靭帯損傷に合併する可能性が高いです。
加齢による退行性変化
年齢を重ねるにつれて半月板に含まれる水分量が減少し、クッションとしての弾力性が低下します。そのため、日常生活動作でも損傷しやすくなります。
変形性関節症
変形性膝関節症は膝関節の軟骨がすり減って関節の動きが悪くなる疾患で、半月板が圧迫されて損傷することがあります。
症状
- 膝の痛み
- 膝の腫れ
- 膝のひっかかり感・異音(クリック音)
- 膝が伸びない・曲がらない
治療法
損傷後のリハビリが重要!
手術療法
半月板切除術
半月板縫合術
- 下肢のスポーツマッサージ
- 鍼灸治療
- 股関節・膝関節モビライゼーション
- 干渉波・ハイボルテージ
- EMS
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コレクティブエクササイズ


